平日の晴れた午後、空いている電車、目の前に若い女が座ってきた。フィギュアそのままの淡いピンク色の髪、肌の白さと小柄さ、足の露出も相まって非現実的な毒々しい何かに見えた。池袋で降りて階段を上がると、またしてもピンク色の髪の女。今回はパンツ姿なのでさっきと違う人だということは分かったけど、どうしてこんなにピンク色のロングばっかり見かけるんだ。ブルーでもイエローでもなく、どぎついピンク。ふと、すーぱーそに子の影響かと思ってググってみたら、なんとすーぱーそに子はデビューから15周年らしい。そのころ中学生でももう30歳か…ピンク髪の子なんかもう知らんよな…時代と自分のずれっぷりに苦笑しつつ、三井住友信託銀行へ向かう。
三井住友信託銀行池袋支店、ここはプライベートバンクかと思わせるくらい、ゆったりとしたソファと木目調で分けられた窓口ブースがあって、とても居心地が良い。ここに預けていた、特別金利0.3%の定期が満期なので、それを別のネット専業銀行のUI銀行に預け替える。UI銀行も現在オープン記念で特別金利2年0.3%なので、同じ金利を受け取れる。
そもそもUI銀行って大丈夫なのか。三井住友信託の窓口係もUI銀行を知らなかったくらいで、経営破綻でもされてペイオフなんてされたらたまったもんじゃないので、すこし詳しく調べてみた。UI銀行はきらぼし銀行のグループ会社、きらぼし銀行は東京都の地銀、八千代銀行・東京都民銀行・新銀行東京の3行の合併で2018年に出来た地方銀行。JCR格付けA-で、収益性・業績的には問題ないが、5%台の自己資本比率や安定性に少し懸念あり。突発的に何か起きるとは思わないけど、ときどきチェックが必要だと思うので、株を少し買っておこうかな。
銀行の使い道って、お金を置いておくか、入金・出金・振込機能しかないと思う。今回の特別金利以外でUI銀行の使い道はというと、やっぱり振込手数料が無料ということなんだけど、これは新生銀行で十分事足りているしなあ。新生銀行解約してもいいけど、カードの引き落としとか、証券会社とのひもづけとか、知らないところでも支払いに使ってそうで悩ましい。とりあえずはUI銀行は定期預金だけの付き合いになりそうです。
資産ポートフォリオで、現金はせいぜい半年~2年分くらい、それ以外を運用に回すっていうのが一般的だと思うんだけど、リスクマネジメントとして金利0.05%の日本国債で運用するなら、金利0.3%の定期預金で運用したほうがいいんじゃないかと思っています。もちろんペイオフリスクはあるけど、SBJ銀行みたいな怪しい韓国銀行じゃないので、簡単に経営状態をチェックできるし、情報も信頼できる。ネット専業銀行ならお金を移すのも簡単なので、良い金利を求めて飛び回ることも簡単にできそうな気がします。