趣味その他

蜂箱を焼く

養蜂に使うみつばちの巣箱を二つ焼却処分した。病気にやられて少なくなったものの、まだ生きているいくばくかの働き蜂と蜂児、卵も巣箱に閉じ込めたまま。無言のうちに焼かれていく様子を見ていると、これ以上病気を蔓延させないためとはいえ、申し訳ない。

毎日ゴロゴロ、ただ呼吸をしているだけの人間も、何やら気分がすぐれない。今年に入って投資環境が良くなっているものだから、資産も順調に増えて服買ったり旅行行ったり散財しているようだけど。

これは声を大にして言いたいけど、確かに大体のものは金で買える。家も車も女もサービスも。でも心の琴線に触れるじんわりした温かさ、持続する歓びみたいのは、むしろ金で買えない。何も清貧の思想というわけでなく、単純にお金を出した時点で対象が「金で買った」だけの存在に成り下がってしまう。美女が隣にいても、手厚いサービスを受けても、相手は自分ではなく金を見てるだけだと直感してしまう。