見た目・健康

KEEN ジャスパー

いつ買ったのかも覚えていなかったけど、僕はグレーのKEEN ジャスパーを7年以上も履いていたようだ。KEEN原宿店のお兄さんがグレーのジャスパーは7年前に廃番になったと教えてくれた。僕のがへたりにへたって、ソールも薄くなって買い替えたいと探しても全く見つからないわけだ、廃番だったのか。

僕は、海外出張や海外旅行など、靴一足でさまざまな用を足さないといけないときは必ず、このスニーカーを履いていった。歩きやすさ、長距離の疲れにくさ、靴の軽さ、蒸れにくさ、すべてにおいて信頼できるからこそ、いざという時にはこのスニーカーしかなかった。グレーのスエードもどんな服にも合わせやすかった。

今シーズン、ジャスパー2という防水モデルで待望のグレーが復刻したので、それを買いに行ったはずが、結局、ジャスパーを、定番色のベージュを買ってしまった。ジャスパーの唯一無二で良いところは、つま先部が横に広がっているので、締めつけず圧迫感がないことと、ソールが絶妙の厚さで、足裏で接地感があるところだと思うんだけど、ジャスパー2はこのアドバンテージが普通のスニーカーみたいにスポイルされてしまっていた。防水は魅力的だったけど、ゴアテックス風素材のせいで通気性が悪くなっているということなので、足が蒸れやすい体質では、いままでのように旅行でずっと履き続けることもできないだろう。

ベージュのジャスパーは赤いひもが標準なんだけど、ベージュ+赤ひもは、ワークマンのパクリ商品とうり二つで恥ずかしいので、靴ひもを同梱されているベージュに替えて大人仕様にした。靴ひもを替えるだけだけど、ちょっとしたカスタムみたいで気分が良く、アウトドア感が少し薄れて、街に溶け込みやすくなったんじゃないかと自画自賛。