もちろん味もおいしいのですが、味以外の点でかなり驚いたお店でした。驚きその1、お店の場所。松戸のスーパーロピアの精肉売場のすぐ脇からお店に入ります。つまり夕飯の買い出しで賑わっているB1Fのスーパーの一角、もちろん外からは見えない位置ですが、そこに高級肉割烹料理屋があります。
驚きその2、料金。なんと一人5000円です。サーロイン、シャトーブリアン、松茸、鱧、食材原価だけでも5000円はくだらないと思います。お店の雰囲気、サービス、器、料理の手のかけ方、よろにくのVanneさんがプロデュースしているだけあって、しっかりと高級感が出ており、5000円は逆に申し訳なさすら感じる値段設定です。ちなみに今年終わりごろ値上げするそうですが、それも当然と思わせます。
シェフは日本料理のお店の経験があり、肉が主役の割烹料理と呼べばいいのか、出てくる一品も重々しい肉ばかりでなく、魚や野菜もふんだんに使われています。サシの入った高級肉が多いので、さっぱりした野菜や魚を使って、味付けがやさしく、ちょうどいい塩梅で食事が進んでいきます。
肉前菜。盛り付けも綺麗です。
肉厚のタンと万願寺唐辛子、右は山わさび。
サーロインとウニ、キャビアの寿司。シャリには毛ガニが入っていたそうです。
右のお肉がシャトーブリアン、左がテート、どちらも希少部位のヒレ肉です。窯焼きの焼き加減がちょうどよく、表面がカリッとしていて好みです。
しゃぶしゃぶ。鍋には鱧が入っています。出汁がおいしくて飲み干しました。
松茸、カマスの炊き込みご飯。秋も来たれりですね。
よろにくと言えばこれ。肉をはさんでかき混ぜる卵ご飯。濃厚です。