日常生活・見た目

赤坂からのお散歩コース

地元ではときどき散歩していたんですが、どこを歩いても家と田んぼで同じ風景、見どころもなければ夜は真っ暗、散歩を楽しむというより、運動のために歩いているだけでした。せっかくの赤坂在住なので、普段わざわざ歩いてまで行かない場所にあえて散歩で行ってみようと思います。30分100円のレンタサイクルもあるので、徒歩圏を制覇したらもう少し遠方を自転車で攻めてみたいと考えています。

表参道コース(お散歩時間90分、地図赤い線)

行きはグーグル先生のナビ通りに行ってみました。東京ミッドタウンの裏側から国立新美術館の入口を脇に見て西麻布に入ります。西麻布の細い路地にあるおしゃれなカフェをだらだら物色していると根津美術館にたどり着くので、そのまままっすぐ歩けばハイブランドショップが立ち並ぶ表参道交差点に出ます。ここまででだいたい45分くらいです。帰りは国道246号線(青山通り)を延々とまっすぐ歩きます。とにかく歩道が広くて歩きやすいです。左手に神宮外苑のイチョウ並木を見ながら、右手にランボルギーニ、ベントレー、アルピナ、マクラーレンのディーラーがあるので車好きなら楽しめると思います。道に変化がないのでもしかしたら疲れるかもしれません。適当なところで右に折れると赤坂です。

六本木コース(お散歩時間50分、地図緑の線)

六本木のいかがわしさを味わうには夜の散歩がおすすめです。東京ミッドタウンの裏から入って表に抜けます。ミッドタウンは深夜0時まで出入りできます。表に出たら左に折れて六本木交差点をそのまま通過します。クラブやバーの前で黒人やら酔っ払いやらガラの悪そうな人たちが何するでもなく立ってるので、ビビりながら黙って通り過ぎます。右手にロッソスクーデリア(フェラーリのディーラー)が見えてきたら左に曲がって歩いていると、六本木の繁華街のノリは身を潜め、エリートサラリーマンが働く六本木一丁目の泉ガーデンが見えてきます。歩道橋を渡るとほのぼの住宅地、赤坂に戻れます。

 

皇居コース(お散歩時間60分)

赤坂駅と逆方向に歩くと六本木通りの反対側にアークヒルズが見えます。左に折れて歩くと官庁の町、霞が関です。新旧入り乱れたビル、整然と歩くエリート公務員の方々、空気までピシッとした雰囲気で、とたんに自分たちが場違いなところにいる気がします。虎ノ門まで来るとビルもサラリーマンも少し崩れてくる感じで歩きやすくなるので、そのまま日比谷公園に入ります。都心では貴重な広大な緑地に、明らかに仕事をしていない人たちがちらほら見えるので、ほっと一息ついて心を落ち着けつつ歩き続けます。疲れたら日比谷公園の中にカフェがあるので休憩できます。隣がもう皇居なので、広い歩道と広い空、松だらけの公園を抜けて、二重橋駅(日比谷)から千代田線一本、四駅で赤坂駅に戻ってこれます。

 

勝どきコース(お散歩時間80分)

いつも通り特許庁前を通過して虎ノ門に入り、日比谷公園・皇居は左に折れるところをそのまままっすぐ、新橋に向かいます。JR新橋駅の高架下を抜けたら左に曲がって、そのまま銀座に入ります。銀座を左に見ながらそのまま築地場外市場まで抜けるもよし、銀座の碁盤の目のような通りに入ってお茶して休憩するもよし。隅田川を渡す大きな勝どき橋を渡っていくと、湾岸エリアに入ります。林立するタワーマンション、買い物をする主婦と子供、急に賑やかに、所帯じみてきます。勝どき駅は大江戸線で接続が悪いので、月島まで頑張って歩いて、有楽町線を乗り継いで赤坂まで戻ってきました。湾岸エリアは赤坂周辺と違って区画整理がきれいで見通しもよく、歩道も広いので散歩するにはいい場所です。