最近のウクライナ戦争と車関連のニュース
ロシアが経済制裁を受けて高インフレしていることで、資産防衛の観点からベンツやBMWといった高級車に人が群がっているらしい。通貨危機の時は実物資産に、それも価値が下がらないものに替えておくのが良いということだろう。うーむ、ロレックスでも買っておくか(笑)
上がりっぱなしだった中古車相場が下落を始めたそうだ。原因はこれまたロシア。実は日本の中古車の最大の輸出先がロシアで、そのロシアがウクライナ戦争によって輸入できず、国内の中古車在庫に影響を及ぼしているらしい。この数か月でアストン、ロードスター、アヴェンタを売却できたのは時勢をうまく捉えたのかな?
アヴェンタドールSV売却完了
ここのところの天井知らずのアヴェンタドールの中古車相場、委託に出してからも常に想像を上回る強気の中古車の設定価格。アヴェンタSVで走行少な目7000万円、1.3万キロ6500万円なんか絶対に売れないと思うけどどうなんだろう。つい1年前は走行少な目5800万円、1万キロ5000万円とかじゃなかったっけ。
それはそうと、委託に出していたアヴェンタドールSVが無事売却、代金も入金されました。今回委託で出した売却価格は5200万円です。面白いもので、1年前にディーラーに売却を打診した時は、買取4500万円・委託4700万円でした。昨年11月に再度聞いてみたら委託5000万円、この時の話が流れて、今回決まったのが5200万円です。いくらスーパーカーとは言え相場は出来上がっているので、ここまで短期間で金額が大きく動くことは珍しいです。
資産として見れば、いま売却したのは正解だったかもしれませんが、自分の気持ちとしては、なんか心にぽっかり穴が開いてしまったような、自信喪失したような、自分が車好きだと胸を張って言えない、なんかむなしい気分です。友だちがポルシェ992 GT3納車になると聞いて、乗っていく車がないのがさみしい(笑)。いままでは車を売っても次はより高価な車、増車方向で進んできたので、ここのところの逆回転、撤退戦ぶりに気持ちがついてこないみたいです。
スーパーカーは値落ちしない?
ちなみに、2017年に新車で購入した時の車両本体価格が5150万円(税込)、オプションや手数料、税金を含めた乗り出し価格が5750万円なので、トータル550万円の損になりました。5年間、14000㎞乗ってベンツ1台分くらいの損です。結果的に良い買い物だったと思いますが、1年前なら1200万円の損になったかもしれず、そう考えるとタイミングというのがいかに重要か分かります。
フェラーリやランボなどのスーパーカーは値下がりせずに売れるから、資産として持っておくのも良いとよく言われますが、売るときには販売店のマージンが入るので、その分は確実に損します。今回のアヴェンタSVの場合、5700万円で売れたそうなので、まるまる手残りであれば僕はほぼ損がなかったことになりますが、そのうち500万円は販売店の手数料(300万円)と車の整備費・修理費(200万円)に充てられてしまっています。いままでフェラーリも所有してきましたが、日本車やドイツ社と比較してましと言うだけでどれも損していて、例外で儲かるのはフェラーリV8モデルなどの人気モデルの発売直後とスペチアーレと言われる限定モデルのみだと思います。
維持費の変化
アヴェンタを売却したことによって、車の維持費がだいぶ下がりました。まず(1)駐車場月7,000円。青空駐車だったマカンをアヴェンタの車庫に入れるようにしました。(2)車両保険付きの自動車保険が月28,000円。月1回も乗らないのでほぼ無駄だとは思いましたが、突然燃えるとかあり得そうなので車両保険も新車時からずっとつけていました。しかし一度も保険使わずに売却…(涙)。(3)自動車税、年110,000円。排気量6.5Lなので最大税率ですが、他の車と合わせて支払いなのでかなりつらかった。あと、(4)今年は車検の年でした。多分バッテリー交換が入るので500,000円コースだったのではないかと思います。
(1)~(4)すべて合わせて、年間103万円が浮きました。上の車両売却差額550万円も合算すると、年間約210万円がランボルギーニを所有する総費用…これなら素晴らしく価値のある体験だったと思います。