趣味その他

養蜂をはじめる

いままではボランティアの一員として、この一年、人のミツバチの面倒を見ていただけでしたが、ついに種蜂と巣箱を購入して自分で養蜂を始めることになりました。ミツバチボランティアを始めたときのアンケートには「自分で養蜂をやるつもりはない」に〇印をつけたにもかかわらず、「何となく…やってもいいかな…」が積み重なって、ここまで来てしまいました。人生って分からないですが、こんなもんなのかもしれません。

野生のニホンミツバチを使わずに、養蜂向けのセイヨウミツバチを育てるには購入するしかなくて、巣箱一つとミツバチセットで47000円と決して安い買い物ではありません。それでいてダニとかスズメバチで全滅することもよくあるみたいで、全滅させたらシーズン終了と、リアルなロールプレイングゲームとか育成ゲームみたいです。

養蜂なんてマニアックな趣味だし、大してやる人もいないだろうと思っていたんですが、僕が購入した養蜂場は例年150セット以上も養蜂家向けにハチを販売しているそうで、知らないだけで、けっこうやっている人は多そうです。

自分のミツバチはとてもいとおしいです。自腹を切ったからというだけではない、我が子のような愛着があります。ちょっとあいている時間があれば巣箱を見に行きたくなるし、他人の巣箱と比べて、ミツバチの数が少ないとどうしたのか心配になってきます。ミツバチのストレスになりたくないから、ふたを開けて内検はしません。外から見守るだけです。そこまで過保護です(笑)

目下の悩みは、女王が小さくて見つけづらいことと、種蜂購入時からアピバールを挿していて、ダニがいるかもしれないことです。幸いなことに、我が子たちは巣門から毎日元気よく出入りしています。このままミツバチの数を増やして、巣枠を足し、巣箱を増やして人工分蜂させることが当面の目標です。