日常あれこれ

CBDオイルを買う

ここ数日、気分が落ち込んで何もできずに家で寝てるだけのことが多い。気温や季節の変化に弱くて、特に冬から春にかけては毎年気分が沈むんだけど、この一週間で急に寒くなったからそういうことがあるのかもしれない。

あと、この1か月くらい、知らない人や複数人と会ったり飲んだりすることが多くて、緊張を強いられる環境で頑張って率先してコミュニケーションを取ったので、その反動で何もできないということも考えられる。そんなことしなけりゃいいのに、家にこもりっきりで誰とも話さない生活が続くと、脳の言語野が廃用性萎縮を起こしそうで怖かった。実際言葉が出てこなかったし、滑舌が悪すぎて怖くなった。

仮説はさておき、現実に身体が動かない。そうでなくても最近は無気力気味で困っていたのに。家でゴロゴロしながらTikTokを見ていたら、六本木のCBDバーなるものが目に入った。CBDとは、マリファナから違法成分のTHCを除いて、リラックスできる成分を分離精製したものらしい。

今日、髪切ったあと、六本木に服を見に行くついでにCBDバーに立ち寄ってみた。まだ明るい時分で、カラコンで目が真っ青な金髪お姉さんが、六本木交差点をぼんやり眺めていたけど、僕が薄暗い店内に入ると、CBDオイルについてやさしく説明してくれた。見た目派手な人って、心がやさしい人が多いというのが僕の持論で、やさしい心を傷つけないための防御反応が外見に出ているんだと思っている。

マリファナ臭い味がけっこう好きだったので、バニラやゆずのフレーバーが入っていないベーシックなスロベニア(どこだ?)のPharma Hemp社製、CBD6.6%フルスペクトラムのCBDオイルを購入する。9800円。オイルを購入するならバーでいろんなものを試飲させてくれる。あんまり調子に乗って地下鉄でぶっ倒れるのも怖かったので、僕はこれとバニラミント味、3滴x2種類の6滴舌下に落とし込んだ。

大江戸線に揺られていると、明らかに気分がゆったりして、イヤホンから流れる音楽が心にしみる。混んでる電車のストレスフルな環境下で、これはなかなか良い心持ちだ。効果は半日持続ということだが、明らかに違いが分かるのは初めの1時間くらい、そのあとはほぼ通常状態で気分が軽くリラックスする程度。まあ最初の状態がずっと続くようだと、集中する作業には支障が出そうだ。

帰宅して、購入したオイルを4滴追加したら、倒れるように寝てしまい、起きたら頭が重い。何ごともやりすぎは禁物。最初から飛ばしすぎました。でもまあ気持ちが落ち込んでいるときに少量使うのはとても効果的だと思う。六本木ヒルズで服は買えなかったけど、代わりに面白いものを入手できた。

後日談的な何か

購入してから2週間くらい、気が向いたときにCBDオイル10滴くらい舌下投与しているものの、全くと言っていいほどなにも効果がない。最初に感じた「気分がゆったりして~」みたいな感覚は皆無で、ただただ苦く草っぽい味が口の中に広がるのがつらい。

1)耐性がついた、2)オイルが劣化した、3)投与の仕方が間違っている、4)その他、、、いろいろ考えては見るものの、耐性つくほど使い込んでもいないし、ひと月もたたずにオイル劣化は考えにくいし、鏡を見ながら舌下投与してるし、どうにも原因が分かりません。ただ効果がないということだけは分かります。