ニューヨーク証券取引所で上場廃止になる中国移動(チャイナモバイル)の株を買いました。アメリカではもちろん買えなくなりますが、日本人は香港で中国株を買うことができます。1月5日にNY証取が方針撤回して値戻しがありましたが、5日初値の42.5HK$で購入できました。
株価は2019年から下がる一方で、これは米中経済摩擦の影響が大きく、今年の11月中旬からさらに下がっているのが、今回の上場廃止のインパクトでしょう。チャイナモバイルの中国国内でのファンダメンタルズはまったく問題ないため、最低でも11月レベルの52HK$まで、長期保有していればいつかは2019年レベルの80HK$まで株価上昇があることを期待しています。
インフラ株なので、キャピタルゲインは上記の環境変化くらいと見込んでいて(それでも十分ですが)、チャイナモバイルの主な保有目的は現在配当利回り7%のインカムゲインです。結果として、米国株を購入するより先に中国株に手を出してしまいました。アメリカの国力を侮っているわけではありませんが、中国の成長性、将来性と株式市場のアノマリー・非効率な部分をうまく投資に取り込んでいければいいなと思っています。まあそうそう中国株を買うことはないでしょうが…
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後日談ですが、またNY証取が上場廃止を計画しているという話でかなり株価が下がっていて、買った価格から5%くらいマイナスしてます…底値かと思ったらまだまだ下がありましたね。