トレッキング

燕岳、大天井岳に登ってきました

ルートはどうなったのか

前の記事で、マイカーで燕岳~常念岳を縦走するにはどうやって車を置いたらいいかを一生懸命検討していましたが、今回は常念岳にはいかず、燕岳から大天井岳、そこから燕岳に戻ってくるルートを選びました。

 

 

わざわざタクシー代12000円もかけて縦走しなくてもいいんじゃないかな、という身も蓋もない結論にいたりました。行きの高速で覆面パトカーに捕まって6000円反則金キップ切られたというのもあります。山小屋で他の人の話聞いても、中房温泉にマイカー置いている人はみんな縦走せずに、中房温泉まで戻ってました。

 

 

大天井岳の山小屋、大天荘について

山小屋は、布団は汚いし、布団一枚に二人寝させられるとか、小屋番はぶっきらぼうでおっかなくて、寝られるだけで満足する場所だ、という情報を散見し、山小屋に泊まることを極度に恐れていましたが、泊まってしまえばとても快適な場所でした。トイレは臭いですが、山小屋においては、風呂がないのと同じくらい当然のことです。水がないので。

 

 

僕が泊まった大天荘を管理している燕山荘グループは、山小屋にホスピタリティとクオリティという、いままでの山小屋にはない、一種の旅館みたいなサービスを提供してくれます。部屋は古いけどとても清潔、料理はおいしく野菜は新鮮、受付の人もとても親切で応対してくれました。コロナ対策で、大部屋に布団一枚ごとに仕切りが出来て小さな個室みたいになったのも、快適さに一役買っていると思います。

 

 

今回の山行の感想

天気が良くて最高でした。まさか自分の目でアルプスのパノラマが見れるとは全く思っていませんでした。山に泊まらないと見ることができない、夕焼け、星空、朝焼けもすべて味わうことができました。登山始めてよかったと心から思いました。

 

 

山登りを始めてまだ5か月、北アルプスに山小屋泊で登ることになるとは、燕岳が初心者向けとは言え、この半年間の登山の経験量が濃かったんだなあと実感しました。まあ毎週山登るなんてリタイアニートだからできることですが。