先日、埼玉県最高峰の三宝山（2483m）に登ってきたので、今回は東京都最高峰の雲取山に行ってきました。往復20kmのロングトレッキングで一泊推奨ですが、三宝山～甲武信ヶ岳で15㎞は歩いているので、日帰りでチャレンジしました。実際のところ日帰りでも十分往復できると思います。標準時間だと10時間になりますが、実際は7～8時間あれば往復できそうです。
車で行く場合、バス停のある鴨沢からさらに上がったところの小袖乗越駐車場に止めることになります。都内から行く場合、Googleマップだと右側から行くように指示されますが、現在工事中で通ることができません。もう少し411号を奥まで走って、写真左側から上がっていくのが正解です。道が狭い上につづら折りがかなりきつく、車を切り返しながら上がることになるので、大型車はお勧めできません。
週末は登山客で駐車場が満車になると聞き、午前3時ごろに到着しました。車中泊をして朝5時過ぎに出発する段になっても車は数台で満車になる気配がありません。下山した午後2時ごろも10台程度でした。満車の場合、もう少し先まで行けば路肩に止めることは出来ますが、何かあったときの緊急車両通行に支障が出るようです。
登り始めて七ツ石山までは雲はかかっていましたが天気も悪くなく、一本道の登山道とともに遠く雲取山も見えていたのですが、七ツ石山を越えた途端、風が強く雨が打ち付けるようになってきました。気分もかなり滅入ってきます。山頂も同様で、早々に避難小屋に入って昼飯にしました。寒かったのでトレーナー着ましたが、持ってきておいてよかったです。
下山中に鹿を見ました。というか、だいたいどこの山でも鹿に会います。これだけ高頻度で見かけるので、害獣指定されるのもわかる気がします。下山後、鴨沢バス停近くのカフェ「山の休憩所 かゑる」で珈琲とアイゼン（アイスクリームぜんざい）を食べながら、山小屋の小屋番をやっていたという店主といろいろ雑談しました。
雲取山は、登山道も広く整っていて、岩場などの難所も少なく、一本調子で登るだけ、下るだけなので、長野側からの甲武信ヶ岳登山と比べると、何となく面白みに欠けると思います。天気が良ければもしかしたら楽しかったのかもしれませんが…雲取山までの途中の山には巻き道がありますが、七ツ石山山頂付近は眺めもよく、せっかくなので登ることをお勧めします。
