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里山の土地を購入した

狩猟の時の拠点、解体場所として活用するために、埼玉県の奥地、中山間地の土地を契約した。不動産屋にこの土地を紹介してもらったときに、一瞬で気に入ってしまった。目の前が清流、背中が斜面になっていて、がけの上には小さな畑がついてくる。狩猟の拠点としてだけでなく、ゆくゆくは家を建てて暮らしたいと思った。

5月半ばに契約、手付金100万円を支払った。残金430万円は6月半ば、測量が終わったら支払って完了。しかし、この土地に家を建てることを具体的に検討し始めたら、いろいろと懸念材料が見えてきた。

まず、川が目の前なので、ハザードマップで3~5mの浸水リスクがある。台風19号の時は、目の前まで水が来たということだった。次に背後の山からの土砂災害。ぎりぎり土砂災害警戒区域には入っていないが、深基礎や擁壁など、がけ条例の対策が必要になる。解体場所なら気にならないが、家を建てるなら目をそらすためにはいかない。

心配事を払拭すべく、市役所や建築事務所に問い合わせした。台風19号では近隣でも被害の報告はなかった。がけ条例も、お金をかければ対策可能のようだ。建築事務所にも、家が建たないわけではないし、解約するほどではない。と言われた。

しかし、家を建てる以外の付帯費用がけっこうかさみそうだ。擁壁・深基礎などのがけ対策で200~300万円、上水道・浄化槽で100~150万円が必要だ。家建てるには坪100万円と言われたので、20坪の平屋なら2000万円はかかる。土地代抜きで3000万円でおつりがくるかどうか。たかだか10年超住むだけの第二拠点にそこまで突っ込むのか。

しかしこの仮定も、ちゃんとした家を建てる場合。解体場所として使うには特に問題ない。新しい土地での活動がどう変化していくかはわからない。狩猟の拠点になるのか、畑仕事・養蜂はやるのか、その場所で暮らすのか、はたまた使い切れずに売却するのか。動き出した歯車、止めたり逆回転させず、一緒になって楽しく回し続けて、新しい世界を見ていきたい。