見た目・健康

インプラントを埋める

右下奥歯の調子が悪く、抜歯してから早数か月。特に生活に不便もなく、そのままでもいいかなと思ってたくらいではありますが、歯がないということは将来の健康面で不利益となりえるということで、インプラントを選択しました。

10%値引き入れて一本税込み45万円。ネットの平均値よりは高め。インプラントはストローマン社のアクティブという最高級品、なじみの歯医者で技術力は折り紙付きなので、ここは信用重視でお願いすることにしました。

まだまだ骨の密度が足りず、35Nの力でボルト締めても緩いため、インプラントのボルト埋め込んだ状態で3,4か月様子を見て、骨とインプラントがしっかりくっつくのを確認してから次のステップ(=セラミックスの歯を付ける)に移ることになりました。

身体に機械を埋め込んで、生身の人間以上の能力を発揮するというのがサイボーグやアンドロイドなら、あごの骨にチタンのボルトを打ち込んで、劣化しないセラミックスの歯を作るのも一種のサイボーグ化だと思う。

自分としては、延命措置は取ってほしくないと切に願っているはずなのに、緩やかな長寿命化治療であるインプラントを積極的に選択しているという矛盾。終わった後のレントゲンにはくっきりとあごの骨に埋め込まれたネジが。感動的な一瞬でした。