グルメ

北参道のフレンチ、シンシアでお金の使い方を考える

車つながりの先輩にお誘いいただき、北参道にあるシンシア(Sincere)というフレンチで食事をしてきました。17:45ごろ着いたらまだ門が開いておらず、電話しても18時までは準備中とのことで、近くのサブウェイで珈琲飲んで時間をつぶしてました。

コロナで青息吐息の飲食業界ですが、さすが予約が取りづらい有名店だけあって、6テーブルくらいありましたがすべて満席。まずどの料理も彩りがきれいで目で楽しめて、食材も、特に海の幸が新鮮で、味も文句のつけようがなくおいしかったです。とても写真映えするという意味では今っぽいお店かもしれません。一皿ごとにワインのペアリングをしてもらいましたが、白がバラエティに富んでいておいしかったです。アルコールに弱くすぐ具合悪くなる方ですが、高いワインのおかげかほぼ普段通りで最後まで楽しめました。

コースとペアリングで一人25000円くらいと、たびたび来れるような場所ではありませんが、こういうお誘いでもなければ我々夫婦で来ることは絶対にないので、料理とワインだけでなく、隠れ家のような場所、堅苦しくなくフレンドリーなサービス、いろいろといい経験になりました。シェフがいい人そうでした。

 

先輩もすでにセミリタイアしているんですが、最近は時計にご執心のようで、パテック、オーデマ・ピゲ、ロレックスを買ったと言ってました。会ったときは、ペアでロイヤルオークをしていて、奥さんの方はベゼルにダイヤがびっしりと…僕も時計好きで、昔はずいぶんと時計屋巡りしてカタログ眺めて何買おうか楽しく悩んでました。でもバンコクのナイトマーケットで、ノーチラスのコピー品の完成度の高さを見て以来、そしてそれを着けて行った都内のフレンチで完全に本物と勘違いされて以来、どうしても数百万円の時計を買うことができません。まあ時計に金かけずに車に金かけようと言い聞かせています。

先輩はさらにいま持っているアヴェンタとイヴォークを売って、911とウルスに乗り換えるという、スポーツカー+SUVの組み合わせ変わってないじゃん、と突っ込み入れそうになる散財ぶりです。ランボルギーニ・ジャパンがここのところ車を売りすぎたため、特にアヴェンタの在庫がだぶついていて、中古の買い取り拒否だそうで、これから景気悪くなったらもっと売れないだろうなあ…アヴェンタいい車なんですけどねぇ。

シンシアで先輩と話したことは、お互いリタイアして収入がないっていうのは精神的に辛いから、早くお金を稼げるようにならないといけないね…って先輩、言ってることと行動がまったく一致していないんですが…