ポルシェ911(991.2)GT3を売却しました。中古で買って2年半、距離20000㎞以上乗ったので、だいぶ乗り倒した気がします。サーキットもそこそこ行きましたし。売却したディーラーの営業もここまで過走行のGT3は見たことないと言っていました(笑)
購入価格と売却価格の差額、実質の持ち出しは650万円。高級スポーツカーをあれだけ乗りまくってその金額なので悪くないんじゃないかな。もちろん車検通したりタイヤ交換したりしてるから、維持費用はもっとかかってるわけだけれど。
あまりにも距離乗りすぎたせいか、最後のころは運転していても何も感じなくなってしまいました。ワクワクやドキドキがなくなったらこういう車はだめじゃないかなと思い売却を決めました。優雅に安定して乗りたいなら普通の911カレラで十分だし。
GT3の良いところ
- 見た目。911の上品さがありながら、サーキットモデルとしての獰猛さも持ち合わせている二面性。
- GT3独特の発進時のガラガラ音がけっこう好きでした。
- 電光石火のPDK
GT3の良くないところ
- サスペンションが硬く、乗っていて突き上げがひどいです。これが一番嫌だったところ。
- 異音、特にブレーキ鳴きの音が大きく、常になっている状態でうるさかった。
- インテリアはポルシェのワンパターンなもので、かつ樹脂てんこ盛りでチープ。
- 役物ポルシェと呼ばれていたのは昔の話。このモデルはどこでも見かけます。
いろいろ言いたいこと言いましたが、素晴らしい車であることに間違いはありません。300㎞/h出したのもこの車だけだし、サーキットでどんなにへたくそな運転しても、破綻する気配を全く感じません。スポーツカーとして考えれば、まず第一に挙げられる名車だと思っています。