インフルエンザから回復してからというもの、メンタルの調子がすこぶる良い。まだ二日くらいだけれど、インフル前のどん底な気分から抜け出せたような気分だ。一時的にドーパミンやアドレナリンが出ているだけ、というよりも、もともとの自分の性格、気分に戻れたというのに近い気がする。
誰も助けに来ない底なし沼に顔をつけて沈み続けている、そんな気分になった原因は明らかだけれど、それ以外にも季節要因があると思っていた。冬~春にかけてはどうしようもないとあきらめていた。しかし、今のこの感じを見るとそういうわけでもなさそうだ。もし季節要因があるのだとしても、そこから抜け出す方法があるということ。
しかし、なぜなんだろう? 決め手が思いつかないので、気づいたことを列挙していく。
インフルエンザに苦しんでいるときは、確かに自分のメンタルに気を配る余裕はなかった。いつも通りネガティブな記憶や考えが浮かんでは消えたが、高熱にうなされるのが精いっぱいでそれどころじゃなかった。つまり、自分自身を追い込んで、ネガティブなことを考える余裕をなくすということか。
逆に、落ち込んでいる自分を上げよう、メンタルを元気にしようなんて考えることもなかった。つまり自分から能動的にメンタル改善をしようと思っていなかったのに、結果的に元気になっている。
インフルに苦しめられていたのが5日間と長かったせいもあるかもしれない。身体とメンタルをリセットするための十分な時間を確保することができたのか。
こういう環境に不可避に投げ込まれたということもあるかもしれない。メンタルが落ちているときに、5日間も自分を追い込んでいこうなんて判断も行動もできるはずがないので、今まで自力で這い上がれなかったのかも。
身体の抵抗力は、もともとが100だったとすると、インフルへの抵抗力を手にして、110まで超回復しているはずだ。自分のメンタルが90に落ち込んでいたところ、身体の超回復と一緒に100まで回復してくれたのか。
映画をたくさん見て勇気づけられたのかもしれない。映画の主人公やストーリーに幾度となく泣いたし、共感した。「オデッセイ」のマットデイモンみたいになりたいと思った。
食生活はあるだろうか?高熱中はゼリー飲料くらいであまり食べられなかった。ファスティング?睡眠については高熱が出ていた最初の3日はあまり寝れなかったので、これが何か良い効果があったとはいえなさそう。