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812GTSが納車されました

めでたく812GTSが納車になりました。

朝10時にディーラーに行ったら、みんなで円陣くんで朝礼していた。スーパーカーを扱うショップでも朝礼なんてやるんだとほほえましい。簡素な納車式を終えて奥さんを迎えに行き、そのままオークラのフレンチへ。料理はもちろんおいしかったし、あたたかなサービスってこういうことを言うんだなと、ウェイターの重要性を改めて認識しました。

812GTSを運転してみたファーストインプレッションは、「思ってたよりだいぶ良い。」いままで食わず嫌いでいたのがもったいなかった。フェラーリは430,458,488とV8ミッドシップばっかり乗り継いできましたが、さすがはフラッグシップ。812GTSにフェラーリの威厳と心意気を感じました。

まず何よりエンジンが最高!いままでポルシェ911GT3のNAフラット6の9000回転とか、フェラーリ458のV8NA、もちろんランボルギーニ アヴェンタドールSVの6.5LNA V12の咆哮とか、まあいろいろエンジン音聞いてきましたけど、どのエンジンもただひとこと「うるさい」、これしか感想がありませんでした。今回初めて、回転数あげて気分がいいなーと思える音に出会えました。音の粒子ひとつひとつが小さくて揃ってる。シフトダウン時のブリッピングも気持ちよい。458なんて変速したら「ブッ」っておならみたいだったから、まじで。

アヴェンタドールより一回り小さいので、一般道でも取り回しやすいのがいい。うちのガレージも少し余裕もって入れられる。車高も高いのか、見通しも悪くないし運転していてハラハラすることが少ない。

乗り味は、V12NAだからなのか、同じフェラーリのV8ターボ、488GTBよりもV12NAのアヴェンタドールに似ている気がする。アクセル踏んだ時のよっこらしょ、って感じの動きだしとか、止まる直前のギアがカチャカチャいうところとか、運転していてアヴェンタを思い出しました。488みたいに高性能メカすぎて味気ないということがなく、スーパーカーっぽさを絶妙に残している。

小さなところだと、後ろの窓が開くのが良いですね。横のドアの窓開けると風がうっとおしいけど、後ろなら純粋に音だけを楽しめる。外の空気もほど良く入ってくるので、上を開けなくてもオープン気分を味わえるのが最高です。

ということで、そもそも買う予定すらなく、ディーラーに言われるがまま購入した車ですが、もしかしたら運転楽しくて、距離伸ばしちゃうかもしれないなと思っています。流されるのも楽しいのかも。