ひとり言

やっぱり仕事は向いてないのかなあ…

前職を退職してから二年半、全く仕事をしてこなかったけど、友人のつてで、Google Formsを使ったアンケート作成と、会社の60周年記念動画作成、の二つの仕事を受けることになった。

アンケート作成は、依頼を受けてから数日でさっさと完成して、修正も問題なく、納期も余裕をもって終えて、あとは本番稼働を待つのみという状態。しかし、動画作成の方がトラブルだらけだった。

動画編集はほぼやったことがなかったので、習熟期間を入れて二週間の納期をもらったところ、必要な写真がそろうのに一週間遅れ、そこから写真につけるキャプションをもらうので二日かかり、そのあとの残り3~4日で動画作成を終わらせて、最後にナレーションと合わせようと思ったら、ナレーションの長さが動画より長くて、これまた大幅な修正が必要となった。

下請けクリエイティブ作業に詳しい奥さんの話では、この業界はこういったことは日常茶飯事だということだが、納期はずらせないくせに、先方からの必要なデータ提供が遅れに遅れたことにものすごいメンタルのストレスを感じた。時間に余裕をもって仕事したいし、そのつもりで作業時間を事前に取っているのに、こちらに非がないのに向こうの事情で時間を詰められるのがものすごく苦痛だった。なかなか寝付けなかったし、機嫌も悪くなった。

最終的に、時間がないから、先方が自分たちで編集作業をやるということになって、話がよく分からないまま終わってしまった。ナレーションとつなげた動画は納品してないし、自分が作ったものは使われないんだろうと思う。お金を請求すればそれで良し、かもしれないけど、なんか釈然としないものが残る終わり方。

あともう一つ、データ提供が遅れたり、ナレーションが先方のミスで使えなくなったりしたのに、そういったことにまったく申し訳なさがないことにも腹が立った。メールで「写真提供が遅くなって申し訳ありませんが…」「ナレーションの修正がぎりぎりになってすみません」の一文があるだけで違うと思うんだけど、全くそれがないのが逆に不思議。

自分はちっちゃなことで腹を立てたり、ストレスを感じたりしているということは間違いない。そういうことから、自分には「納期が迫ってくる一般的な仕事」は向いてないんだな、という結論に達しましたとさ。とほほ。