引越しの準備でぐったり疲れている中、車を検討している時間が一番楽しい。試乗動画を見て、内外装チェックして、中古車相場を眺め、スペックを確認して、自分の使い方を考えて、、、同じことをグルグルと回ってるだけなんだけど、延々と時間を使っていられる。
まず青空駐車ができて、普段使いできる車となると、フェラーリ、ランボ、アストン、ベントレーあたりは候補から落ちる。プレミアム感、ラグジュアリー感も欲しいので、VW、ルノー、プジョー、シトロエンあたりの海外大衆車も対象外。そうすると、ドイツ御三家＋ポルシェか、日本車のプレミアムクラスの車ぐらいしか残っていない。
ある程度絞れたら、車選びの第一定義、「明日死ぬと仮定して、乗っておけばよかったと気になってしまうメーカー、車があるか」に立ち返ってみる。
そう考えると、過去に乗ってきたメーカーや車種は二の次になる。BMW、マツダは魅力ある車作りするけど、たくさん乗ってきたので今回は遠慮して、アルピナも興味はあるけど、内装や見た目がほぼBMWなのでこちらもやめておく。
ポルシェも好きなブランドだけど、ここのところのプレミアっぷり、中古車相場の高騰に納得感がなく、買うのがためらわれる。それに911、ボクスターはずっと乗ってきたので、走りや内装が想像できてしまい、新鮮味に欠ける。
いろいろ悩んだ結果、どこでも見かけるSUVよりは眺めて美しいクーペスタイルが良かろうということと、走り重視よりは快適性重視で行きたいこともあって、ラグジュアリークーペと呼ばれるカテゴリーで考えてみることにした。BMWなら840d、ベンツならSL43かCLEクーペ、レクサスならLC500h。どれも魅力ある車だけど、やっぱり死ぬ前に一度はレクサス乗ってみたいよね、ということで、今まで乗ったことのないレクサスが頭一つ抜けて、いまはレクサスLC500hを前提に考えてます。
車幅1920mmあって、車重も2tある、燃費14km/L程度の車を乗り倒せるんだろうか？という疑念は払拭できてませんが、ダメなら売ればいいし、気楽に考えてます。洋服や家電と異なり、自動車のいいところは二次市場がしっかり整備されているところなので。
